【バスケ】ウィンターカップの組み合わせ決定
昨日、ウィンターカップの組み合わせが発表されましたね!
JX-ENEOSウインターカップ2014 組み合わせ表【男子】
JX-ENEOSウインターカップ2014 組み合わせ表【女子】
バスケ協会のガバナンス問題を知って以来、日本バスケについてネットのニュースなどを以前よりもチェックするようになったので、高校バスケについて少し知識が増え、ウィンターカップがちょっと楽しみになっております。
地元・福岡が全国的に強豪であるという点も楽しみな理由の1つでございます。
1 男子は福大大濠、明成が中心
インターハイからの考察
インターハイから約4ヶ月半という期間しか開いていないので、インターハイでベスト4に残った福大大濠・明成・桜丘・洛南と、その4チームと接戦を演じたチームの巻き返しという構図になるのかなと思いました。
ということで、ベスト4のチームに一桁点差まで迫ったチームを調べてみたのですが、福岡第一のみ。
ベスト4に上がるまでに各チーム接戦の一度や二度経験しているかと思っていたので、これは本当に意外でしたね。
全国大会といえども、実力差は結構あるんだなと思った次第です。
ちなみに福岡第一は桜丘と1回戦で激突。67-64と3点差で敗れています。
その桜丘は優勝した福大大濠と準決勝で対戦し、70-69と1点差だった事を考えると福岡第一も面白い存在ではないかと期待してしまいます!
インターハイ後の経験からの考察
インターハイの後は、U-17世界選手権、U-18アジア選手権、国体と高校生が出場する試合がありましたね。
成長著しいアンダー世代ですから、このような経験からチームがレベルップしてもおかしくありません。
そういった観点からだと、浮上してくるのは土浦日大かなと。
U-17、U-18のそれぞれに代表選手を送り込んでいますし、国体でも土浦日大を中心としたチームで準優勝に輝いています。
個人的に気になっている選手
twitterで流れてきた下記の記事を読んみまして、
悩めるエース バスケットボール 角野亮伍(静岡・藤枝明誠3年) | スポーツ | 高校生新聞オンライン
どんな選手かなとyoutubeを見てみたんですけど、
藤枝明誠vs明成高校 角野亮伍#15 2013 ウィンターカップ 個人プレー集 - YouTube
いい選手じゃないですか!!
もう少し調べてみましたが、
バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・アジア2014にて角野亮伍選手がキャンプMVPを獲得|公益財団法人日本バスケットボール協会
バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・アジアでのMVP受賞は川村卓也選手、富樫勇樹選手につづいて3人目だそうです。
先の2選手は日本代表というだけではなく、NBA挑戦するレベルの人達ですから、角野選手にも同じような未来が訪れることを期待してしまいますね!
という事で、静岡の藤枝明誠にも注目してみようかと思います。
でも結局は福大大濠と明成と予想
これまでの事を考えつつ、トーナメント表を見返してみると、福大大濠は組み合わせに恵まれたなという印象。
ピックアップした7校の内、決勝までに当たる可能性があるのは洛南・藤枝明誠ですからね。油断は禁物ですが、是非とも福大大濠に決勝まで進んで欲しい。
一方の明成側の山のほうが厳しい戦いになると予想します。
ただ、明成の八村選手と能見選手はフィジカルもスキルも非常に高いので、彼らを止める為の特別なチーム戦術の準備ができていなければ明成に勝つのはとても難しい気がしています。
という事で、福大大濠と明成の決勝になるという全くひねりのない予想にたどり着きました(汗)
インターハイ決勝の再現になりますが、当時はU-17世界選手権参加のため、両チームの主力が決勝に出場できませんでした。
両チームがベストな状況で戦ったらどうなるのか見てみたいという気持ちもあるので、この決勝カードになると嬉しいなと思っております。
【福岡バスケ】ライジング福岡と車椅子バスケとWC福岡代表決定
今日は福岡のバスケが盛り上がっておりましたので、さくっと振り返っておきたいと思います。
ライジング福岡今季3勝目
浜松、沖縄、秋田とこれまでの敗戦は両カンファレンスの上位チームなので、選手の入れ替わりが多かった福岡には現時点で少し高い壁だったようですが、今節の相手は横浜です。
2年前に有明の決勝で戦った相手ではありますが、その後は両チームとも苦しい状況が続いているだけに、ここは勝利が欲しいところ。
昨日は77-83で敗れてしまいましたが、今日は100-86で勝ってくれました!
これで今季3勝目。
まずは勝率5割復帰を目指して、次の青森戦も頑張ってもらいましょう!
車椅子バスケ国際大会で日本代表優勝
11月14日~16日の期間、北九州市で車椅子バスケの国際大会「第11回北九州チャンピオンズカップ国際車椅子バスケットボール大会」が行われていました。
国際車椅子バスケットボール大会 | 北九州チャンピオンズカップ
日本、韓国、英国、オーストラリアの4チームが総当り戦で予選を行い、その後決勝・3位決定戦が行われるというルールでした。
予選リーグ
JPN vs KOR 57-32
JPN vs AUS 62-55
GBR vs JPN 52-45
決勝戦
JPN vs GBR 64-58
【バスケ】FIFAの要求について考えました その3 「協会ガバナンス」
FIBAの要求について考えてみるシリーズ最後となる今回は「協会のガバナンス」について改善策を模索したいと思います!
まずはガバナンスという言葉についておさらいを。
集団が自らを健全に統治すること。
集団のメンバーが中心となり、規律を重んじながら相互協力をすることで目標に向けた意思の決定や合意を形成を行いながら集団の円滑な運営をはかる。
ガバナンスとは - はてなキーワード
という事はFIBAがJBAのガバナンスを問題視しているというのを言い換えると「目標に向けた意思決定や合意形成の際、規律を重んじていますか?相互協力できていますか?」という疑問をFIBAが持っているという事になると思います。
10年もの間、2つのトップリーグがある状況なので、疑問を持たれて仕方ないとは思います。
今まで何度もリーグ統一に向けた動きがあったのですが、なかなか進展してませんからね・・・(涙)
また2020年東京オリンピックが控えてます。FIBAは開催国枠を無くす方向で進めているので、日本代表の強化が進まず開催国が出場できなくなる事を心配しているのではないでしょうか。
とは言え、今回の騒動を受けてJBA会長が辞任(現在は後任の会長選出中)され、NBLも理事長が辞意表明、専務が辞任とガバナンス改善に向けた動きが起こっているのは事実ですね。
これまで問題解決を阻んできた要因が少しでも取り除かれて欲しい、今の状況をチャンスに変えてほしいと願っています。
前置きが少々長くなりましたが、ここからが本題となります。よろしくお願いします!
具体的な目標を立てる
JBAの定款の第2章第3条に組織の目的が書いてあります。
この法人は、我が国におけるバスケットボール競技界を統轄し、代表する団体としてバスケットボールの普及及び振興を図り、オリンピック競技大会や世界選手権大会へ向けて競技者を育成強化し、バスケットボールを通じて、国民の心身の健全な発展に寄与し、また豊かな人間性を涵養することを目的とする。
定款|公益財団法人日本バスケットボール協会
個人的な感覚で申し訳ないのですが、上記目的に向けて進んでいくという強い想いをJBAから感じることができず、「現状を維持できればそれで十分」と考えているように思えるのです。
もちろん、国内大会の実施、国際大会への準備・派遣、育成年代に対しての施策の実施など、現状を維持するのにもパワーが必要でしょうし、協会が何もやっていないとは考えていません。
ただ、東京オリンピックを控えた今、日本バスケ界を更なる高みに引き上げようとする気概・ムードのようなものを感じたいと思っているので、協会には是非その舵取り役をお願いしたいです。
どうかよろしくお願いします。
その際、定款のような漠然とした目的ではなく、ある程度具体的な目標を掲げてみてはどうかなと思うのです。
代表強化における目標は先の記事で触れてるのでそちらをお読み頂ければ嬉しいです。
【バスケ】FIFAの要求について考えました その2 「代表強化」 - take it easy
今回は「バスケットボールの普及及び振興」という部分について、「バスケをする」「バスケを見る」という切り口で具体的な数値目標をご提案させて頂きます!
目指せ、競技者登録数100万人!
まずは「バスケをする」についての数値目標です。
これは競技者、コーチ、審判の登録者数ベースで良いかと思います。
日本体育協会の資料を見てみると2013年時点での球技の競技登録者数トップ5は以下の通りです。
1位:野球(114万人)
2位:サッカー(93万人、フットサル含めると105万人)
3位:バスケ(62万人)
4位:バレー(40万人)
5位:卓球:(30万人)
野球やサッカーの普及・人気・競技レベルを考えると、競技登録者数100万を達成できれば日本でバスケが普及していると言えるのではないでしょうか?
ハードルはとても高いと思いますが、突拍子もない目標ではないと感じております。
現場レベルの関係者の数も増やしましょう!
また、バスケ普及には欠かせない存在としてコーチや審判といった現場レベルの関係者の数も増やす必要があると思います。
現状、コーチや審判は人員が不足していると思いますので、目標値としては現在の3倍程度の人数を目標に設定したいところです。
コーチ・審判の質や量が増すことは、選手のレベル向上につながり、更には日本バスケ全体の底上げにつながると信じています。
トップリーグの動員を300万人に!
続きまして「バスケをみる」部分での数値目標についてです。
要はバスケ経験を問わずファンを増やして行こう!というお話です。
単純に観客数を対象にすればよいかと思いますが、現状トップリーグのデータしか見つけられなかったので、今回はトップリーグの観客数について目標値を探りました。
2013-2014レギュラーシーズンにおける各リーグの観客動員数の合計は以下の通りです。
リーグ | 観客動員数 | 計算方法 |
---|---|---|
NBL | 43万人 | ホームゲーム数と平均入場者数で計算 |
bjリーグ | 87万人 | 公式発表の数字 |
NBDL | 10万人 | ホームゲーム数とNBL1試合平均/2で計算(公式データ見当たらず) |
合計 | 140万人 |
NBDLは公式データが見つからなかったので概算となっておりますが、昨シーズンは約140万人の方がバスケの試合に足を運んだ計算になります。
ここでも野球とサッカーのデータを見てみたいと思います。
プロ野球(2014シーズン):2286万人(セリーグ→1262万人、パ・リーグ→1024万人)
Jリーグ(2013シーズン):835万人(J1→527万人、J2→308万人)
け、桁が違う・・・。これでは参考にしにくいですね(汗)
経営的な視点に変えてみます
ということで、ちょっと着眼点を経営的な所に変えてみます。
チーム経営と動員数について書かれているブログ記事を見つけたのでご紹介させて頂きます。
検証 平均観客動員数の目標値、2,000人の真意 | ぶんきち日記 | スポーツナビ+
ここには3000人集められれば、安定してチーム運営ができるのではないかと書かれています。
この数字を達成しているのはbjリーグの沖縄だけなのですが、その沖縄は過去4年のうち3度決勝に進出している強豪です。チーム強化、ファン拡大、安定した経営が上手く噛み合っている良いモデルケースではないかと思います。
ですので、沖縄のチーム規模となる1試合3000人の動員を目指すというのはいかがでしょうか?
現在のトップリーグの平均動員数が1400~1500人くらいなので、単純に倍ですね。
現在のレギュラーシーズン動員数が約140万なので倍で280万、切りが良い数字をとって300万人動員という結論に至りました!
これを達成できると選手・スタッフの待遇改善に繋がり、プロバスケ選手を目指す若い選手が増える可能性がぐんとあがりそうです。
目標に向かってコツコツと
以上、「バスケットボールの普及及び振興」を実現する為に必要そうな数値目標を妄想してみました!
目標達成まで時間がかかるかもしれませんが、「バスケットボールの普及及び振興」という大きな目的に向かって、小さい数字を積み重ねていって欲しいなと思っています。
これから起こりえる様々な合意形成の際、具体的な数字がある事で着地点がみつかるケースもあるかもしれません。
おっと、目標達成までの期間を設定していませんでした!
競技登録者数100万人は東京オリンピックが行われる2020年が良さそうです。
オリンピックが終わったタイミングでJOCを中心に大会・プロセスの総括が行われるでしょうから、その時点で数値目標を達成していたらJBAの評価は大きく変わる気がします!
リーグの動員については、統一リーグが開幕する2016-2017シーズンでの達成を目標にしてみてはいかがでしょうか?
どういう形に落ち着くかわかりませんが、バスケ日本一を決める最初のシーズンになりますので、注目度も高まっていると妄想しています。
国内大会と国際大会のスケジュールについて
国内カレンダーと国際カレンダーについて書こうと思っていましたが、先日公開されたJBAからの下記の資料に、スケジュール調整について少し具体的に書かれていました。
【重要】FIBAへの回答書(要旨)公開について|公益財団法人日本バスケットボール協会
今回のエントリーが長くなってしまった事もあり、申し訳ありませんがこの点はまたどこかで書ければなと思っております。
【バスケ】FIFAの要求について考えました その2 「代表強化」
前回はFIBAから改善を求められている3つの問題のうち「統一リーグ問題」について書きました。
2回目となる今回は「代表強化」について解決策を妄想しつつ書いてみたいと思います!
目次
目標を設定する
「今後実施されるであろう代表強化の施策は、何を持って成功と言えるのか?」
まずはこの点について考えてみました。
バスケの男子日本代表がオリンピック出場から遠ざかっていて、1976年モントリオール大会で11位になったが最後ですから、2012年ロンドン大会の時点で36年もオリンピックに出場していないことになります。
こうくると目標を「オリンピック出場」に設定したくなりますが、今の日本代表には少しハードルが高いように感じています(汗)
というのも、オリンピックやワールドカップ(2010年までは世界選手権)につながるアジア選手権において、日本代表の成績が芳しくないからです。1997年に銀メダルを獲得したのを最後に最高でも5位、直近のアジア選手権では9位とアジアを勝ち抜く力が備わっているとは言いがたい状況になっておりますので、どうも強気になれません…。
なので、目標をアジア選手権でメダル獲得(3位以上)に設定してみたのですがいかがでしょうか?
前述した1997年以来のメダル獲得になる事以外にも理由がありまして、それは翌年にあるオリンピックやワールドカップ出場への扉が開かれるからです!
翌年がオリンピックの場合
アジア選手権優勝チームに本大会出場権が与えられ、2位3位のチームには世界最終予選の出場権が与えられます。世界最終予選で3位以内に入れば本大会出場権獲得となります。
コーチ育成
日本代表が今の状況になってしまった事に対して、選手の責任はほとんどないと思っています。
それは誰にも教えられないで世界レベルの技術の修得など不可能だから。
バスケは習慣のスポーツと呼ばれるくらい、毎日の練習の積み重ねが重要です。
そして練習の質を高め、良い方向に導く事ができるのはコーチだけです。
コーチの質を高める事はイコール選手の質を高める事だと言っても過言ではないでしょう!
それではどうやってコーチの質を高めるかという話でございます。
提案は以下の2点です。
- 目標達成に向けた活動を継続して行い情報共有する
- プロチームのジュニアチームを作る
目標達成に向けた活動を継続して行い情報共有する
具体的には以下の様な活動などいかがでしょうか?
- フル代表の練習・トレーニングのメニューの開発
- 欧米、アジアでの代表強化策の研究
- フィジカル、メンタルを科学的に分析し、年齢別に対応策をまとめる
- IT活用(試合や練習など様々なデータを収集解析し、改善活動に積極利用する)
2015年からコーチライセンスの完全義務化が始まりますので、コーチライセンス取得者限定で情報公開してみても面白いかもしれません。
プロチームのジュニアチームを作る
そして、そのジュニアチームに今ある各種大会への出場権を与えます。
U-12チームがミニバスの大会に、U-15チームが中体連の大会に、U-18チームがインターハイ予選やウィンターカップ予選にそれぞれ出場するというイメージですね。
クラブチームの強さをはかる上で、同世代の部活動チームとの真剣勝負できる舞台を用意します。
プロチームの看板を背負って練習・試合に臨むわけですから、周囲の期待は相当なものになるでしょう。部活動のコーチに比べて大変な役割になりますが、コーチが成長するための環境としては悪くないと思います。
選手は基本的にミニバスや学校の部活動に参加し、部活だけではバスケ熱が満たされない選手がクラブチームに集まるという状況になると、選手・コーチが自分のレベルに合わせてバスケに向き合えるようになるのかなと妄想してしまいました。
グローバル対応
選手の強化には高いレベルを経験させることが一番の近道だと思いますので、どんどん海外に出ていけるような環境づくりにも着手してもらいましょう!
- これまで招集した外国人コーチや選手のつてを頼って、欧米・アジアのクラブチーム関係者とのパイプを作る
- その際、選手だけでなくコーチ・スタッフも海外挑戦できるような関係を築けるとベスト
- 海外チームとのマッチメイク
- プロチームの海外遠征、海外チームの国内遠征誘致、アジア判ユーロリーグ
- 活躍した選手のシーズンハイライト動画を作成してYoutubeにアップ
- 海外チームのスカウトにアピール!
井の中の蛙にならないよう、海外のバスケ事情に触れることも大事なのかなと思いました。
まとめ
今回は代表強化について書いてみました!
何度も書き直しながらだったので、頭が沸騰する直前でした~。危ない危ない。
当たり前ですが「これをやれば良い!」という特効薬はなく、その時点で最善と思われる策に対してアクションし、結果を振り返り、改善策を立て実行するというサイクルの繰り返しが大切なのかなと思いました。
そのサイクルを情熱を持って繰り返すうちに経験値が上がり、知識・人脈が増えるはずです!
そうして得たものを更に日本代表強化につぎ込めば、いつか目標達成できるんじゃないでしょうか。
制裁が確定的な状況ですが、これをきっかけに日本バスケ協会が組織として新しく生まれ変わる事を期待しています!
次回は「協会のガバナンス」についてです。
国際大会と国内大会のスケジュールについても触れたいと思っておりますよ!
【バスケ】FIFAの要求について考えました その1 「リーグ統一問題」
ご存じの方も多いと思いますが、日本バスケ協会(JBA)が国際バスケ連盟(FIBA)から組織の是正を求められている件。
その回答期限が先月末でしたが、統一リーグに向けた話し合いは合意には至りませんでしたね…。
また、個人的に気になっていた、統一リーグ以外でFIBAから求められていた代表強化や国際大会と国内大会のスケジュール調整についてどのような回答をFIBAに提出したのか取り上げてくれる記事が見当たらなかったのですが、どうなっているんでしょうか?
知っている方がいれば、教えて頂きたいです…。
国際大会に出場できなくなる以外にも、FIBAからの制裁内容次第ではJOCからの強化費の支給がストップする可能性もあるとか無いとか。
時事ドットコム:制裁なら強化費停止も=バスケット協会に通告−JOC
しかし、あまりネガティブな事ばかり考えても仕方ありません!
今回の件で日本バスケ界の状況を知ることができた点は良いことだと思いますし、バスケとの関わり方を考えるいい機会でもありました。
そこでFIBAから指摘されている3つの要求に対する解決策を個人的に考えてみましたので、3回に分けて記事にしたいと思います。
第1回目の今回は「リーグ統一問題」についてです!
目次でございます。
チーム名に企業名をいれるか否か
統一リーグ問題で最終合意に至らなかった理由の一つと言われていますね。
これは「チーム名に企業名を入れる際のルール」を決めれば良いのではないかと思ったので、試しにルールを考えてみました!
例えばこんな感じ。
- 基本的にチーム名は愛称+地域名(市区町村名)
- チーム名にもテキスト広告のスペースを設ける
- チーム名の広告スペースを入れる際のルール
- 広告主となる企業の経営状況をリーグが判断する
- 企業名は使用できるが、商品名やサービス名はNG
- リーグにおける企業名付きチーム名の使用範囲は以下のとおりとする
- リーグによるプレスリリース内
- アワード表彰式・ドラフトなどリーグ主催のイベント時
- リーグ公式サイトのチーム詳細ページ
- 略称の設定
- (例)ターキッシュ エアラインズ bjリーグ → TKbjリーグ
- チームにおける企業名付きチーム名の使用範囲は、チーム運営会社が保有する広告スペース内とする。
- 使用範囲をチーム運営会社と広告主との間で決定し、リーグに届け出る。
チーム名の使用範囲は大いに検討の余地ありですが、最低限の使用範囲を決め、それ以外での取り扱う側の判断に任せて良いんじゃないかという考えにいたりました。
チーム名が長くなると、試合結果や試合中継の際に文字ばかりになり見えづらくないか心配です(汗)
統一リーグの構造について
下の記事によると、統一リーグの参加要項を年内に確定させ募集開始、来年3月末締め切り、6月参加チーム決定という流れなので、今の時点である程度できているとは思います。
FIBAへの回答期限まで約3週間。統一プロリーグ草案から着地点は見出せるのか?|バスケットボール スピリッツ
ただ統一リーグへの参加について、1点だけ気になる事があります。
それはスタート時は全てのチームを1つのリーグに所属させて運営する予定である事です。
NBL、NBDL、bjリーグには合計40以上のチームがありますので、個人的にはJリーグのように2部構成(場合によっては3部構成)にした方が良いかと思っております。
理由としては
- 現状で経営規模に格差があるはずなので、それを1つにすると経営が追いつかないチームが続出する予感
- 昇格・降格制度を実施し、シーズンを通して質の高い試合を提供する
といった所です。
チーム数が増えるので、どのチームも遠征の回数が増えると思います。
それはイコール遠征費がかさむという事であり、それを賄うだけの収入計画を立て実現しなければいけません。
ただ、これをチームだけの負担にしないよう、リーグやJBAがある程度救済できる体制が望ましいかと思います。
チーム運営会社も今回の統一リーグ問題の影響を受けるので、資金援助・収入計画立案の手助けなど必要に応じた対応ができるとベストと言えそうです。
経営規模に応じた2リーグ制のご提案
これはJリーグと同じ構成なので、わかりやすいかと思います。
Jリーグではクラブの経営情報を開示していまして、下記リンクを参考にするとJ1の平均営業収入は約30億円、J2だと約10億円となっており、経営規模の差が3倍くらいあります。
バスケ界にもこういった情報共有の文化が浸透して欲しいなというのは置いといて。
統一リーグでもJリーグをお手本にリーグ参加資格に経営規模を導入し、リーグを運用するのも悪くないのではないでしょうか?
昇格・降格制度の導入
また、2リーグ制にする事で昇格・降格制度の導入が可能になります。
サッカーでは世界的にも昇格・降格制度を取り入れているリーグが多数あり、英国プレミアリーグのシーズン終盤の降格争いはとても熾烈で熱い!
プレーしている選手やファンにとってはたまったものではないですが、リーグ戦終盤の楽しみ方の一つになっているのは事実ですね。
関東大学リーグは確か5部くらいまであったように記憶しています。
バスケリーグにおける昇格・降格制度について知識や経験を共有してもらい導入の判断材料にするのもありでしょう。
ビジョンを掲げ、アジア~世界を目指すリーグ運営に
これは、FIBAが求めている「代表強化」にも繋がるのですが、統一リーグ運営に海外戦略を加えてみるのも面白そうだなと思いまして。
どの案も現時点では夢物語と言われる代物ばかりですが、大きなビジョンを掲げ、目の前の小さな作業を積み重ねていければ、いつの日か実現するかもしれません!
【NBA】祝開幕!スパーズ対マブスの開幕カードを見ました。
ようやく待ちに待ったNBAが開幕しました!
しかも今シーズンのウェスト上位と予想しているスパーズとマブスの対決。
スパーズはレナード、スプリッターの先発両名に加えて倒れたチームメイトにいち早く駆け寄る男ミルズが不在。
昨シーズンのメンバーが14人も残っているとはいえ、プレータイムをもらっていたメンバーが抜けた穴を他のメンバーがどうやって埋めるか?
一方のマブスはオフの補強でチームに来たタイソン・チャンドラー、パーソンズ、ネルソンがいきなりのスタメン。
メンバー的にはカンファレンス制覇も夢ではないと思っているので、チームケミストリーに注目していました。
圧巻だったスパーズのチームオフェンス
ゲーム序盤は簡単なターンオーバーがありましたが、昨シーズン同様ボールも人もよく動きます。
メンバーチェンジしてもチームオフェンスの質が落ちません。
一体どんな練習してるんだろうか…。
よりオープンな選手にボールを回すスパーズのバスケを象徴している(と勝手に思っている)数字はアシストと3Pシュート成功率。
昨年はともにリーグ首位で、アシストが1試合平均25.2、3P成功率は39.7%。
この試合もアシストが23。3P成功率で脅威の50%(28本中14本成功)!
去年のチームバランスを維持していると思って間違いないでしょう。
結果的に101-100と1点差のゲームをきっちり勝ち切った所にもスパーズの強さを感じました。
今シーズンの躍進が楽しみになったマブス
今オフ、積極的に補強を行ったマブスは昨年から大きくメンバーが変わりましたので、それぞれの選手が様子を見ながらプレーしていたように思いました。
新加入組ではネルソンのプレーが良かったですね。いい感じで3Pシュートも打てていましたし、彼本来のプレーができているように見えました。
逆に残念だったのがパーソンズ。序盤で豪快なダンクが見れたのですが、終わってみればシュート10本打って2本しか決まらず…。
ボールが動くタイミングや場所が自分のイメージと微妙に違うのかもしれません。
MAX契約を手に入れて初めての初仕事だったので、緊張したのかもしれませんね(汗)
ただ、シーズンが進めばチームに慣れるでしょうからあまり問題では無いでしょう。
【NBA】2014-15シーズン予想 ウェスト編
【NBA】2014-15シーズン予想 イースト編 - take it easyに続いて、今回はNBA2014-15シーズン予想ウェスト編をお送り致します~。
サウスウェスト・ディビジョン
サンアントニオ・スパーズ 60勝
去年の優勝メンバーで2連覇へ挑む今シーズン。
毎年年齢の事が話題になりますが、ポポビッチHCのチームバスケットの成熟度と出場時間管理により選手のコンディションを保ったまま優勝するという事を昨シーズンやってしまいましたから、付け入る隙が無さすぎです。
レナードと契約延長できるかによりますが、スパーズがどのように世代交代を進めるのか気になります。
去年と同じ水準で勝ち星を積み重ねるのではないかと予想
ダラス・マーベリックス 55勝
パーソンズ、タイソン・チャンドラー、フェルトン、ネルソンが加入し、戦力はあがったと見ています。
結果論ですが、昨シーズンのプレーオフでSASを一番苦しめたのがこのマブス。
去年より勝ち星を伸ばすのではないでしょうか。
ニューオーリンズ・ペリカンズ 50勝
ワールドカップで見たデイビスのプレーが圧巻だったのと、そのワールドカップでアメリカを苦しめたトルコの中心選手・アシクが加入した点が大きいです。
アシク自体も平均ダブルダブルできるくらいの選手なので、デイビスを上手く手助けできればペリカンズのインサイドは面白そう。
プレシーズンを見る限りホリデーとアンダーソンも元気になったようなので期待が膨らみます。
ヒューストン・ロケッツ 50勝
リン、パーソンズ、アシクが抜けて、アリーザが加入。
点を取りまくるスタイルのロケッツにおいて、なんでもこなせるパーソンズは攻守にわたってチームのバランスを取っていたように思います。
オフェンスのバリエーションを増やしたり、スティールやリバウンドでディフェンスへの貢献もありましたから。
アリーザの加入は良いと思いますが、全体で見るとマイナスかなと判断しました。
メンフィス・グリズリーズ 45勝
昨シーズンから大きく数字を伸ばす要素が僕にはみつけられませんでした(汗)
カーターが加入しましたが、主力は変わっていないのでチームの連携をもう一つ上のレベルにもっていかないと苦しいのかもしれません。
ノースウェスト・ディビジョン
ポートランド・トレイルブレイザーズ 55勝
今オフにモー・ウィリアムスが抜けて、ブレイクとケイマンが加入。
この補強でチーム層は一段と厚くなったと思います。
リラード加入から躍進が続くブレイザーズ。
今年も更に勝ち星を伸ばしそうで、カンファレンスファイナル出場の可能性まであると予想します。
オクラホマシティ・サンダー 45勝
デュラントがシーズン序盤に離脱してしまうので、単純にその分勝ち星は減ると思っています。
またデュラントも怪我明けという事もあり去年ほどの活躍ができるか微妙な印象です。
ワールドカップアメリカ代表を辞退したのも気がかりではありますし。。。
あとセフォローシャが抜けた穴が結構大きいのではないかと予想。
ミネソタ・ティンバーウルブズ 45勝
新加入のウィギンズとルビオのコンビがどのような化学反応を起こすか楽しみな今シーズンのミネソタ。
得点面でウィギンズがチームを引っ張るようなシーズンを期待しています。
あとペコビッチがフルシーズン出場できた時にチームがどの位置にいるか見てみたい。
パシフィック・ディビジョン
ゴールデンステイト・ウォリアーズ 55勝
ワールドカップで完全に才能が開花した(と思っている)クレイ・トンプソンに今シーズンは注目しています。
カリーのプレーも好きですが、チーム躍進の鍵はトンプソンが握っているはず。
あとは新人の時から名前を覚えているハリソン・バーンズがそろそろブレイクしてくれると嬉しいです。
インサイドプレーヤーの頑張り次第ではファイナル出場もあるかも!?
ロサンゼルス・クリッパーズ 55勝
ポールが移籍して以来、すっかりプレーオフの常連になりましたが、なかなかプレーオフでは勝ち上がれません。
その原因として同じチームと連戦するプレーオフの戦い方が身についていないのかなと。
でもクリッパーズの派手はオフェンスは見ていてワクワクするので、オフェンスそのままで失点を抑えられるとプレーオフでも面白くなりそう。
レギュラーシーズンは去年と同じくらいの成績を収められるのではないかと思います。
フェニックス・サンズ 40勝
昨年は超攻撃的なバスケで最後の最後までプレーオフの椅子を争っていたサンズ。
フライが抜け、アイザイア・トーマスが加入し、その攻撃力をさらに高めた印象があります。
攻守にわたってチーム一体となれれば今シーズンこそプレーオフ進出!?
ロサンゼルス・レイカーズ 35勝
コービーが復活+ブーザーとリンの加入。
新人のランドルもいい動きを見せているようなので、昨シーズンより勝ち星を伸ばせると思っていますが、けが人が多いのがちょっと心配です。
ナッシュが背中の痛みによりシーズン全休とのこと。優勝経験がない選手の中で一番優勝して欲しかった選手なので、残念で仕方ありません(泣)
サクラメント・キングス 25勝
昨シーズン、アシストがリーグ最下位のキングス。
アシスト複数人の協力により増える数字なので、チームの連携を示す数字だと考えられます。
プレシーズンでは新加入のセッションズ、ダレン・コリソンにアシストがついているようですが、昨シーズンとあまり変わらないような気がしています。
カンファレンス順位予想
【NBA】2014-15シーズン予想 イースト編
NBAをぼんやり眺めて早十数年。
今シーズンからはもう少し踏み込んでNBAを楽しんでみようという事で、無謀にもレギュラーシーズンの予想をやってみます。
それでは早速イーストから参ります!
アトランティック・ディビジョン
ブルックリン・ネッツ 50勝
ポール・ピアースがチームを去ってしまいましたが、それを補って余りあるブルック・ロペスの復活。
デロンやジョー・ジョンソンが健在で、彼らがシーズンを通してプレーできれば昨年以上の勝ち星を積み上げられるでしょう。きっと。
ガーネットの元気な姿がたくさん見れるシーズンになればいいなぁとも思っております。
トロント・ラプターズ 40勝
去年はカンファレンス3位と躍進の年でした。
去年チームを引っ張ったロウリーの残留が決定し、去年とほぼ同じ顔ぶれで新シーズンに挑みます。
各チームのけが人復帰や移籍などの影響でイースト上位チームのレベルが去年よりも上がりそうな気がしているので、若干星を失うと予想します。
ニューヨーク・ニックス 35勝
今シーズンからデリック・フィッシャー新HCのもとトライアングルオフェンスに取り組んでいるニックス。
HCがフィル・ジャクソンでは無いというだけで習得の難易度が上がる印象すらあるトライアングルオフェンスだけに、今シーズンのニックス躍進は難しいと見ています。
でもいつかメロがファイナルで戦う姿を見てみたい。"
フィラデルフィア・76ERS 15勝
去年全休したノエルがどれくらいのプレーを見せられるかによりますが、大きな期待は持てない印象です。
若手を経験させるシーズンとなりますが、あまりに負け過ぎると選手のモチベーションが心配です・・・
サウスイースト・ディビジョン
マイアミ・ヒート 45勝
レブロンが抜けてデンが加入。
プレシーズンを見る限り、ウェイドにここ数年無いようなキレを感じます。
昨年同様インサイドが手薄なので、これまでレブロンが取っていたリバウンドやインサイドアタックをチームとしてどれだけ出来るか。
それと昨年のプレーオフあたりからチャルマーズの元気がないのが気になります。
アトランタ・ホークス 40勝
昨シーズンのホークスはBLKのブルック・ロペス同様にインサイドの核となるホーフォードが怪我で離脱してしまい、計算が狂ってしまいました。
ホーフォードが離脱するまでは勝率5割を超えていた事を考えると、今シーズンも彼の状態にかかっていると言えそうです。
年々上手さが増しているティーグにリーグ屈指の3ポインター・コーバー、ハードワーカーのミルサップと主力のバランスは悪くないと思います。
シャーロット・ホーネッツ 40勝
去年のアル・ジェファーソンの活躍は素晴らしかったと思います。
チームをプレイオフに導いたのは間違いなく彼のお陰でしょう。
ランスのチームへの献身ぐあいでチームの成績が変わってきそうな雰囲気が(汗)
ワシントン・ウィザーズ 35勝
ウォールとビールのバックコートコンビは今年も良いシーズンを送れそうですし、ゴータットが本格化したのが嬉しいですね。
2009年のファイナル(当時はORL)で初めて見た時、控えにしておくのはもったいないなぁと思っていました。
でも先発センターがハワードなので仕方ないですが(汗)
ただ、アリーザが抜けたのは痛いと思っています。
LAL時代からアリーザには注目していたので尚更なのですが、あの守備力と長距離砲の替えは中々見つからないのではないでしょうか?
なので、去年より成績を落としてしまう可能性は十分あると予想。
オーランド・マジック 20勝
ネルソン、アフラロが抜けて完全に若返りを図っているマジック。
中心となるオラディポが顔面骨折で出遅れるのは残念です。
2.3年後を見据えている状況なので、我慢のシーズンになるのではないかと思っています。
セントラル・ディビジョン
シカゴ・ブルズ 60勝
ローズの復活、ガソルの獲得で優勝できる戦力は整ったと見ています。
そしてジミー・バトラーが着実に成長してきているのも好材料。
アウトサイドシュートはどうだったっけ?と思いましたがルーキーのマクダーモットがいましたね(汗)
そう考えるとやはり敵は怪我だけでしょう。
クリーブランド・キャバリアーズ 50勝
レブロンとラブが加入。
それにつられてミラー、ジョーンズ、マリオンもやってきて一気にイーストの有力チームになりました!
BIG3結成で一番注目しているのはアービングのプレースタイルでございます。
アシスト好きとしましては、彼がアシストの味を覚えた姿が見てみたいので、アービングのアシスト数には注目しようと思っています。
このチームのディフェンスって微妙な気がしておりまして、そこは新しいブラットHCの腕の見せ所といえそうですね。
インディアナ・ペイサーズ 35勝
なんといってもエースのジョージの離脱が大きいですね。彼の穴を埋めるのは至難の業でしょう。
また問題児ランス・スティーブンソンを放出。
昨年のイースタン・カンファレンスファイナルでヒート相手に安定したパフォーマンスを見せていたのはスティーブンソンだけだった印象もあるので、プレーオフ進出も危ういのでは。
デトロイト・ピストンズ 25勝
ジョシュ・スミスとジェニングスの両エースのFG率が上がりそうな気配がないので、今シーズンもつらいんじゃないでしょうか。
カンファレンス順位予想
- シカゴ・ブルズ
- クリーブランド・キャバリアーズ
- ブルックリン・ネッツ
- マイアミ・ヒート
- トロント・ラプターズ
- アトランタ・ホークス
- シャーロット・ホーネッツ
- ミルウォーキー・バックス
- インディアナ・ペイサーズ
- ニューヨーク・ニックス
- ワシントン・ウィザーズ
- ボストン・セルティックス
- デトロイト・ピストンズ
- オーランド・マジック
- フィラデルフィア・76ERS
カンファレンス制覇はブルズと予想
なんのひねりもない予想になってしまいましたが、ローズ復帰+ガソル加入のシカゴがファイナルに行くのではないかと思っています。
キャブズも良いシーズンを送れると思います。やっぱりレブロンの力は凄まじいいですから。
ただプレーオプは経験の差が露呈するのではないかと睨んでいます。
今回予想するにあたって、ロスターや昨シーズンの成績をみていたのですが、バックスに聞いたことがある名前の選手が結構いたので、バックスのシーズンにもちょっと興味が湧いてきました。
次回はウェスト編です!
駆け足でしたが、イーストのチームの勝ち星を予想してみました。
良い意味で予想を裏切ってくれるチーム・選手が出てきてくれることを願って、終わりにしたいと思います。
次回はウェストのチームを身勝手に予想したいと思いま~す!
ご意見・感想などあればコメント欄からお願いします!
【NBA】2014年オフシーズンを振り返る
NBAの新しいシーズンの開幕がいよいよ近づいてきました!
開幕に間に合うように、滑り込みで今シーズンの展望なんかをしてみたいと思っているのですが、
その前に今オフの移籍・FIBAワールドカップについて簡単にまとめてみました~。
レブロンの影響で今年の移籍市場は大いに盛り上がりました!
MIAのBIG3の動向に注目が集まった今オフ。
結成以来4年連続でファイナルに進出し、NBAの中心にいたMIAのBIG3解散は、新しい時代の幕開けとも言える出来事だったと思います。
5年後、10年後にNBAを振り返った時に2010年のMIA・BIG結成、今年のBIG3解散はターニングポイントとして記憶される事は想像に難しくありません。
そんなシーズンオフの目立った移籍をピックアップしてみました!
【ウエスト】
選手名 | 移籍元 | 移籍先 |
---|---|---|
タイソン・チャンドラー | NYK | DAL |
レイモンド・フェルトン | NYK | DAL |
チャンドラー・パーソンズ | HOU | DAL |
トレバー・アリーザ | WAS | HOU |
ヴィンス・カーター | DAL | MEM |
カルロス・ブーザー | CHI | LAL |
ジェレミー・リン | HOU | LAL |
クリス・ケイマン | LAL | POR |
アンドリュー・ウィギンズ | CLE | MIN |
オマー・アシク | HOU | NOP |
アイザイア・トーマス | SAC | PHX |
アーロン・アフラロ | ORL | DEN |
【イースト】
選手名 | 移籍元 | 移籍先 |
---|---|---|
レブロン・ジェームス | MIA | CLE |
ケビン・ラブ | MIN | CLE |
マイク・ミラー | MEM | CLE |
パウ・ガソル | LAL | CHI |
ルオル・デン | CLE | MIA |
ランス・スティーブンソン | IND | CHA |
ポール・ピアース | BKN | WAS |
チャニング・フライ | PHX | ORL |
タボ・セフォローシャ | OKC | ATL |
ジョディ・ミークス | LAL | DET |
ホセ・カルデロン | DAL | NYK |
【その他】
名前 | 移籍前 | 移籍後 |
---|---|---|
ジェイソン・キッドHC | BKN | MIL |
CLEだけでなくDALやCHIも良い補強をしたのではないかと思っています。
DALは優勝時のメンバーであるタイソン・チャンドラーが返ってきてインサイドの守備が安定するでしょう。
そしてチャンドラー・パーソンズはなんでも器用にこなせる印象があるので、ノビツキーとエリスの両エースをうまくサポートしてくれるんじゃないかと期待しています。
CHIのガソル獲得はもちろん素晴らしいことですが、それはローズあっての話だと思っているので、ローズが返ってきたCHIにガソルというピースがはまれば優勝の可能性もあると思っています。
個人的に興味深いのはPHXがアイザイア・トーマスを獲得した事。
ゴーラン・ドラギッチとブレッドソーというオフェンシブなガード陣に更にもう一枚オフェンシブなガードを追加しています。
ダンクしまくりですけど最近アウトサイドシュートの精度が上がってきたグリーンもいますし、PHXだどのようなシーズンを送るのか楽しみです。
逆にちょっと心配な移籍はOKCからセフォローシャの移籍。
デュラントやウェストブルックのディフェンスの負担を軽減する役割を担っていたので、チームのバランスがどう変化するでしょうか?
更にシーズン序盤はデュラントが骨折で出られないので、ウェストブルックの負担はかなり高くなりそうです。
第1回FIBAワールドカップはアメリカの圧勝
今オフで触れなければならないのは9月に行われたFIBAワールドカップでしょう!
若手主体で臨んだアメリカが優勝しました。
NBAのオールスター級選手の参加が少なく、戦前は優勝できるか不安に思っていましたが、蓋を開けてみると圧勝でしたね(笑)
40分通して攻守ともにハードでアグレッシブなプレーを続けられるチームで、終わってみればアメリカだけ次元が違ったという印象でした。
2006年の世界選手権でスペインが優勝した時は、世界のバスケがアメリカに追いついたんだなぁと思っていたのですが、その時の教訓を胸に刻んだアメリカは更に上のレベルにいってしまいました(汗)
そんな中、MVPを受賞したカイリー・アービング、躍動感あふれるハッスルプレーでチームを牽引したケネス・ファリード、献身的なプレーに徹したアンソニー・デイビスとクレイ・トンプソン。
この4選手についてはワールドカップの経験をNBAのチームに活かしてくれそうな予感がするので注意しておきたいと思います。
アメリカとは対照的に地元開催で期待されながらベスト8で敗れたスペイン。
ガソル兄弟、リッキー・ルビオ、サージ・イバカ、ホセ・カルデロンといったNBA選手にファン・カルロス・ナバーロ、ルディ・フェルナンデス、セルヒオ・リュル、セルヒオ・ロドリゲスといったスペインリーグ屈指のタレントが揃っていました。
その上、スペイン代表として長年一緒にプレーしているメンバーが多いため、チームの成熟度という点でも他のチームより一枚上という印象をもっていたので、個人的にはスペインが優勝すると思っていたんです・・・。
自国開催のプレッシャーと戦うワールドカップという意味では、先のサッカーワールドカップのブラジルと重なる部分(特にメンタル面)があったのかもしれません。
準優勝はセルビア!しかしNBA所属選手が1人。
http://www.fiba.com/basketballworldcup/2014/Serbia#tab=roster
チーム構成を見てみると、スペインリーグやトルコリーグに所属している選手が多いようです。
大会の優秀選手にも選ばれたテオドシッチはバスケIQの高いプレーヤーのようです。ダイジェスト動画での判断ですが、相手の裏をかいた鮮やかな動きをしますね。
ロシアの強豪・CSKAモスクワに所属しています。
FIBAワールドカップの情報を漁っていると記事が終わらないので、この辺りで(汗)
次回こそは今シーズンの展望を書きたいと思います!
ブログ始めました!
ブログのデザインや設定など公開前にいろいろ触って、最初の記事はどうしようか考えていたところにJBA会長辞任のニュースが届きました。
FIBAからの要求に対する回答期限が迫っていたり、新シーズン開幕の時期という状況も重なって、最近はチーム・リーグに関するネガティブなニュースが多いのが残念です…。
でも明るい材料もあると思うんです!
- 女子フル代表がアジアチャンピオンになり世界選手権出場(結果は予選グループ敗退)
- アジア大会で男女共に銅メダル獲得
- U-17男子世界選手権に出場(16チーム中14位)
- U-18女子アジア選手権銀メダル獲得(2015年に行われるU-19世界選手権への出場権獲得)
- 海外挑戦が増える(男子)
- 海外挑戦が増える(女子)
- bjリーグファイナルでは1万人の観客動員を記録
- FIBAがオリンピック採用を目指す3x3のリーグ(3×3 PREMIER.EXE)が誕生し無事シーズン終了
今のところ富樫選手の海外挑戦のニュースを良く見かけますが、その他の頑張りもメディアに載って欲しいなと思ったりもしています。
北米でバスケ生活を送る日本人の動向を定期的に発信するっていうのはいかがでしょうか?
富樫選手、渡邉選手、安藤選手、ヒル理奈選手などは2020年の東京オリンピックを担う世代(順調に行けば中心選手)なので、もう少し情報が表に出てくれればアンダー世代にとってはいい刺激になるような気がします。
会長の辞任を受け、近いうちに新体制へと変わる日本バスケ協会。
バスケ以外の部分でファンが離れていかないように、改革を進めて欲しいですね!