【NBA】2014年オフシーズンを振り返る
NBAの新しいシーズンの開幕がいよいよ近づいてきました!
開幕に間に合うように、滑り込みで今シーズンの展望なんかをしてみたいと思っているのですが、
その前に今オフの移籍・FIBAワールドカップについて簡単にまとめてみました~。
レブロンの影響で今年の移籍市場は大いに盛り上がりました!
MIAのBIG3の動向に注目が集まった今オフ。
結成以来4年連続でファイナルに進出し、NBAの中心にいたMIAのBIG3解散は、新しい時代の幕開けとも言える出来事だったと思います。
5年後、10年後にNBAを振り返った時に2010年のMIA・BIG結成、今年のBIG3解散はターニングポイントとして記憶される事は想像に難しくありません。
そんなシーズンオフの目立った移籍をピックアップしてみました!
【ウエスト】
選手名 | 移籍元 | 移籍先 |
---|---|---|
タイソン・チャンドラー | NYK | DAL |
レイモンド・フェルトン | NYK | DAL |
チャンドラー・パーソンズ | HOU | DAL |
トレバー・アリーザ | WAS | HOU |
ヴィンス・カーター | DAL | MEM |
カルロス・ブーザー | CHI | LAL |
ジェレミー・リン | HOU | LAL |
クリス・ケイマン | LAL | POR |
アンドリュー・ウィギンズ | CLE | MIN |
オマー・アシク | HOU | NOP |
アイザイア・トーマス | SAC | PHX |
アーロン・アフラロ | ORL | DEN |
【イースト】
選手名 | 移籍元 | 移籍先 |
---|---|---|
レブロン・ジェームス | MIA | CLE |
ケビン・ラブ | MIN | CLE |
マイク・ミラー | MEM | CLE |
パウ・ガソル | LAL | CHI |
ルオル・デン | CLE | MIA |
ランス・スティーブンソン | IND | CHA |
ポール・ピアース | BKN | WAS |
チャニング・フライ | PHX | ORL |
タボ・セフォローシャ | OKC | ATL |
ジョディ・ミークス | LAL | DET |
ホセ・カルデロン | DAL | NYK |
【その他】
名前 | 移籍前 | 移籍後 |
---|---|---|
ジェイソン・キッドHC | BKN | MIL |
CLEだけでなくDALやCHIも良い補強をしたのではないかと思っています。
DALは優勝時のメンバーであるタイソン・チャンドラーが返ってきてインサイドの守備が安定するでしょう。
そしてチャンドラー・パーソンズはなんでも器用にこなせる印象があるので、ノビツキーとエリスの両エースをうまくサポートしてくれるんじゃないかと期待しています。
CHIのガソル獲得はもちろん素晴らしいことですが、それはローズあっての話だと思っているので、ローズが返ってきたCHIにガソルというピースがはまれば優勝の可能性もあると思っています。
個人的に興味深いのはPHXがアイザイア・トーマスを獲得した事。
ゴーラン・ドラギッチとブレッドソーというオフェンシブなガード陣に更にもう一枚オフェンシブなガードを追加しています。
ダンクしまくりですけど最近アウトサイドシュートの精度が上がってきたグリーンもいますし、PHXだどのようなシーズンを送るのか楽しみです。
逆にちょっと心配な移籍はOKCからセフォローシャの移籍。
デュラントやウェストブルックのディフェンスの負担を軽減する役割を担っていたので、チームのバランスがどう変化するでしょうか?
更にシーズン序盤はデュラントが骨折で出られないので、ウェストブルックの負担はかなり高くなりそうです。
第1回FIBAワールドカップはアメリカの圧勝
今オフで触れなければならないのは9月に行われたFIBAワールドカップでしょう!
若手主体で臨んだアメリカが優勝しました。
NBAのオールスター級選手の参加が少なく、戦前は優勝できるか不安に思っていましたが、蓋を開けてみると圧勝でしたね(笑)
40分通して攻守ともにハードでアグレッシブなプレーを続けられるチームで、終わってみればアメリカだけ次元が違ったという印象でした。
2006年の世界選手権でスペインが優勝した時は、世界のバスケがアメリカに追いついたんだなぁと思っていたのですが、その時の教訓を胸に刻んだアメリカは更に上のレベルにいってしまいました(汗)
そんな中、MVPを受賞したカイリー・アービング、躍動感あふれるハッスルプレーでチームを牽引したケネス・ファリード、献身的なプレーに徹したアンソニー・デイビスとクレイ・トンプソン。
この4選手についてはワールドカップの経験をNBAのチームに活かしてくれそうな予感がするので注意しておきたいと思います。
アメリカとは対照的に地元開催で期待されながらベスト8で敗れたスペイン。
ガソル兄弟、リッキー・ルビオ、サージ・イバカ、ホセ・カルデロンといったNBA選手にファン・カルロス・ナバーロ、ルディ・フェルナンデス、セルヒオ・リュル、セルヒオ・ロドリゲスといったスペインリーグ屈指のタレントが揃っていました。
その上、スペイン代表として長年一緒にプレーしているメンバーが多いため、チームの成熟度という点でも他のチームより一枚上という印象をもっていたので、個人的にはスペインが優勝すると思っていたんです・・・。
自国開催のプレッシャーと戦うワールドカップという意味では、先のサッカーワールドカップのブラジルと重なる部分(特にメンタル面)があったのかもしれません。
準優勝はセルビア!しかしNBA所属選手が1人。
http://www.fiba.com/basketballworldcup/2014/Serbia#tab=roster
チーム構成を見てみると、スペインリーグやトルコリーグに所属している選手が多いようです。
大会の優秀選手にも選ばれたテオドシッチはバスケIQの高いプレーヤーのようです。ダイジェスト動画での判断ですが、相手の裏をかいた鮮やかな動きをしますね。
ロシアの強豪・CSKAモスクワに所属しています。
FIBAワールドカップの情報を漁っていると記事が終わらないので、この辺りで(汗)
次回こそは今シーズンの展望を書きたいと思います!