【バスケ】オールジャパンでの福岡勢の戦いぶりなど
あけましておめでとうございます~。
2015年になってもう5日が経とうとしておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
日本バスケ界のビッグイベントの一つであるオールジャパンが元旦からスタートし、初詣や年末年始に録りためておいたテレビ番組を消化している間に男女ともベスト4が出揃っています。
福岡にはNBL・NBDLのチームはありませんが、社会人、大学生、高校生のチームがジャイアント・キリングを果たすべくお正月の東京で熱い戦いを繰り広げてくれたようなので、振り返っておきたいと思います。
公式サイト
東日本大震災復興支援第90回天皇杯・第81回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
男子
慶應義塾大学 ○ 53-51 ● 九州電力
一番期待していた九州電力がまさかの初戦敗退とは・・・。
スタッツを見てみると、#91酒井 祐典選手が22点16リバウンドという大車輪の活躍。チーム全体としてもリバウンドで54-39(オフェンスリバウンドは29-12)、ターンノーバーは9-17、シュート試投は86-64と圧勝していてもおかしくない数字なんですが、いかんせんシュートが入らなかったようです。特に27本放った3Pのうち決まったのは3本で成功率11%。もう2,3本入っていればゲーム全体の主導権も握れたんじゃないかなと思ってしまいます。
ただ、これは慶応義塾大学のディフェンスや、球際の執念が九州電力を上回ったとも言えますね。悔しいですが、ここ一番で強さを発揮した慶応義塾大学の選手たちのメンタルにやられてしまいました。
東京エクセレンス ○ 90-64 ● 日本経済大学
NBDLで目下17勝1敗と首位をひた走る東京エクセレンスに日本経済大学が挑みました。
東京エクセレンス#7マーカリ選手のインサイドは強烈だったようですが、NBDLトップチーム相手にとても良い経験ができたのではないでしょうか?
また、長崎国体の成年男子で優勝した福岡県代表のメンバーに選ばられていた#1古野 拓巳選手。彼がどんな活躍をするのかちょっと気になっていたのですが、ゲームハイの27点の他、10リバウンド、6アシスト、4スティールとポテンシャルを遺憾なく発揮してくれた様子。
拓殖大学 ○ 94-68 ● 福岡大学附属大濠高等学校
インカレ4位の拓殖大学と対戦したインターハイ王者の大濠でしたが、大学生の分厚い壁に阻まれて初戦敗退。
大黒柱の#13津山 尚大選手が28点とチームをひっぱりましたが、拓殖大学#23バンバ選手のオールラウンドな活躍のほうが一枚も二枚も上だったようです。
年末の12月29日にウインターカップの決勝を戦っている事もあって#8牧 隼利選手が出場していませんでしたね。足の怪我に悩まされているようなので、来年また高校チャンピオンとしてオールジャパンに出場できるよう無理をせずに備えてほしいです。
大濠高校の3年生はこれでシーズン終了ではないかと思います。「地元のバスケを応援しよう元年」に全国トップのチームを応援出来て本当に楽しかったですよ~!
皆さんが何らかの形でバスケを続けてくれたら嬉しいなぁと思います。3年間お疲れ様でした。
女子
西南女学院大学 ○ 76-55 ● 今治オレンジブロッサム
インカレで自信をつけた(と勝手に思っている)西南女学院大学が見事に1回戦を突破!
#5吉田 緑選手、#8阿久根 千尋選手、#21成松 祐里選手の3人で61得点を叩き出すオフェンス力だけではなく相手のシュート成功率を32%に抑えるディフェンスも機能し、バランスの良いバスケで快勝してくれました。
羽田ヴィッキーズ○84-61●西南女学院大学
前半を33-32と1点リードで折り返した西南女学院大学でしたが、第3ピリオドで25点差を付けられてしまい逆転を許すと最後までゲームを優位に進めた羽田ヴィッキーズに敗れ2回戦突破はなりませんでした。
ゲームレポートを見る限り、ヴィッキーズがディフェンスで仕掛けたというよりも、西南女学院大学自らオフェンスのリズムを崩してしまった部分がありそうです。
メンタルコントロールが勝負を分けたゲームだったのかもしれません。