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【バスケ】つくばロボッツの運営会社変更について思うこと

今シーズン開幕前の観客動員プロジェクトあたりからロボッツの事は心配していて、正直ずっとモヤモヤしてました。

つくばロボッツの運営会社変更について、チームの存続と今後の試合開催が決まった事で一つの区切りがつきましたので、一連の騒動について自分なりに感じたことを書いております。

現状

経緯については、関係者からのリリースやウェブのニュースなどで確認できます。

NBLからのリリース


NBL「つくばロボッツ」新運営会社承認について (12月5日) | NBL

11月末までつくばロボッツに所属した選手による声明


つくばロボッツのファンの皆様へ | つくばロボッツ開幕戦満席プロジェクト

現状について思うこと

つくばロボッツのファンの皆様へ」に書かれた内容が真実だとすると、NBLJBAと同じく機能不全に陥っていると思えてしまいます。選手に対する配慮が見られません。

チーム運営会社にしても、経営に行き詰まった時から選手の気持ちを考えた対応ができていれば、こんなに大事に至らなかったのではないかと思っています。

ただ一方で、つくばロボッツの成績、観客動員は以下のとおりです。

シーズン 勝敗 勝率 平均観客数
2013-2014 10勝44敗 .185 716
2014-2015 0勝18敗 .000 996

チームが存続するかどうかわからない不安があったとは思いますが、この成績では応援するファンの方々も苦しい思いだったことでしょう。このような成績になっている事について選手はどのように感じているのでしょうか?この結果も経営者だけの責任なのでしょうか?

こういった状況なので今回の契約の見直しやそこに至る経緯について選手側が強気に発表している点に若干違和感があったりします。

という事で、リーグ・チーム・選手のそれぞれに対して感情移入できない部分が少なからずあり、それがモヤモヤの原因だったように思います。

結論

今回の件はつくばロボッツだけの問題ではなく、どのチームにも起こりえる問題だと思います。なので、リーグ統一問題同様に選手会を巻き込む形にできれば良かったのかなという考えに至りました。

選手会で経緯・情報を共有し、NBLやチームに状況説明を求める。定例会で議論するなど改善に向けた動きを継続的に行う。ファンや公に知ってもらいたい事は資料にまとめて選手会のリリースとして発表する。

こうすることで、他の選手も自身の契約について考え・学ぶ良いチャンスになると思いますし、選手会の意見を意識してリーグ・チームの行動も良い方向に変わるかもしれません。

お互いのアラ探しをするのではなく、リーグ・チーム・選手が良い意味での緊張関係を築く事ができればベストです。

今の選手会がバスケ普及に主眼を置いている事は認識していますが、いずれ労使問題における選手・リーグ間の窓口になる可能性があるので、こういった選手の地位向上に向けた動きをはじめても良いのではないでしょうか。