【バスケ】オールジャパン決勝 日立サンロッカーズ東京 VS 広島ドラゴンフライズ、JX-ENEOSサンフラワーズ VS デンソーアイリス
男子決勝 日立サンロッカーズ東京 VS 広島ドラゴンフライズ
12日に行われたオールジャパン決勝。結果やゲームの流れは公式ボックススコア、ゲームレポートにお任せするとして。
ボックススコア | 東日本大震災復興支援第90回天皇杯・第81回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
ゲームレポート | 東日本大震災復興支援第90回天皇杯・第81回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
NBL参戦1年目でオールジャパン決勝まで辿り着いた広島ドラゴンフライズのアップセットを夢見ながら決勝をテレビ観戦しましたが、ゲーム序盤から中外のバランスを保ちながらゲームを進めたサンロッカーズに経験の差を見せつけられてしまいましたね。
中でもサンロッカーズ#24広瀬 健太選手のプレーが際立っていました。ドライブあり、合わせるプレーあり、アウトサイドシュートあり、インサイドアウトで周りを活かすプレーあり、ディフェンスでは連続ブロックショットありと攻守にわたって鬼のような活躍。最終スタッツも20点、6リバウンド、3アシスト、3スティール、3ブロックと素晴らしく、この試合のMVPは間違いなく広瀬選手だったと思います。
ただ日立インサイドの#15竹内 譲次選手、#42ジョシュ・ハイトベルト選手も持ち味を発揮して得点・リバウンドでチームに貢献しており、ドラゴンフライズとしてはディフェンスの的が絞りきれず後手に回ってしまいました。とにかくサンロッカーズの強さが目立った試合でした。
一方のドラゴンフライズ。いいところが全くなかったわけではありません。
#25平尾 充庸選手、#24田中 成也選手のバックコート陣は準決勝と同じく果敢にシュートを狙い、#10竹内 公輔選手はインサイドで体を張る。15点差でスタートした第3ピリオドでじわじわ追い上げ残り4分19秒で8点差まで追い上げたあの時間帯は完全にドラゴンフライズのペースでした。
1点だけ悔やまれるのが、#13クリント・チャップマンがファールトラブルで約16分しか出場できなかった事でしょう。彼がもう少し長くプレーできていれば、また違った結果になっていたかもしれません。
最後にちょっと話題がそれますが・・・
サンロッカーズ#28酒井 泰滋選手。
どこかで見たことある顔だなと思ってwikiで調べてみたら、九州電力#91酒井 祐典選手のお兄さんでした～！しかもお二人とも大濠高校で主将をされていたとか。
来年は兄弟対決でお願いします。
女子決勝 JX-ENEOSサンフラワーズ VS デンソーアイリス
こちらもボックススコアやゲームレポートは下記公式のページからご確認を。
ボックススコア | 東日本大震災復興支援第90回天皇杯・第81回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
ゲームレポート | 東日本大震災復興支援第90回天皇杯・第81回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
序盤からアイリスのアウトサイドがよく決まりリードしますが、徐々にサンフラワーズのインサイド陣が躍動し逆転でサンフラワーズが優勝しました。
個人的にサンフラワーズ#12吉田 亜沙美選手が左膝前十字靱帯断裂という大怪我からカムバックを果たし、少しずつ出場時間を増やしていますが、どれくらい戻っているのか気になっておりました。しかし、スピード感あふれるプレーで見事優勝に貢献し、ベスト5にも選出。ひと安心しましたが、まだ100%の状態では無いと思いますので、今後も無理をせずに状態を上げていって欲しいですね。
WJBLに疎いのでサンフラワーズは#10渡嘉敷 来夢選手、#21間宮 佑圭選手中心なのかなと思ってみていたんですが、#52宮澤 夕貴選手のオフェンス力がすごかったですね～。
第1ピリオドでチームがあげた11点の内8点を決め、最終的にはチームトップの18得点。182cmと長身で以前は4番・パワーフォワードでプレーしていたようですが、現在は3番スモールフォワードプレーしており、アウトサイドシュートのタッチも非常にいい。NHKで解説をされていた萩原美樹子さん曰くディフェンス修行中のようで、今後の成長が楽しみな選手ですね。
気になって宮澤選手について調べてみたんですが、各年代で日本代表に選ばれているだけでなく去年開催された女子ワールドカップの日本代表メンバーという逸材でした。
アイリスは#8高田 真希選手を援護する#9牛田 悠理選手がファールトラブルに陥ってしまい、インサイドの負担をうまく分散させることができませんでしたね。
今年のプレーオフでアイリスの逆襲なるか！？
